2015年2月19日

区議会議員選挙・区長選挙 立候補届出の手引

先日、「区議会議員選挙・区長選挙 立候補届出の手引」という冊子を入手しました。


毎度、些細なことで逮捕される運動員が後を絶ちません。
明日は我が身と気を引き締めております。
我が陣営だけでなく、選挙に挑もうと考える方全てが必ずこの冊子を熟読し、決してつけ入る隙を与える事の無いようにお願いいたします。
判り辛い部分も多々あると思いますが、そういう部分は必ず専門家に相談して在らぬ疑いを掛けられないように気を付けてください。

PDFにしてNewsページに掲載しました。
くれぐれも熟読下さいますようお願いいたします。

政治団体の手引

当ホームページ内Newsにてお知らせしていますが、
東京都選挙管理委員会ホームページにて政治団体の手引が載っています。
詳細はこちら⇒

お手付き等なさいませぬように熟読する事をお勧めします。
自戒も込めて。

2015年2月17日

表現の自由デスカ・・・違和感ありますね!?

企業とか組合とか政党など、しっかりした組織が主体となった選対ではなく、
愛犬の散歩に対し、行政の出先機関から不当な干渉を受けている仲間たちが集まったに過ぎません。
政党のご支援は受けているが、限定的なものなので、個々人の創意工夫頼りとも言えます。
それだけに、選対には知恵モノが多いです。
その一人がTさん。
転んでもただでは起きない」型の展開に持って行く技は勉強させられます。
 
このTさん、ポスター貼りをお願いに行って、簡単にOKがでるわけがないことを学習しました。
なぜ、他の候補者は貼ることができるのでしょうか?
 
Tさんは街ピカ運動の一環として、大手の駐車場運営会社に電話を入れ、許可基準を尋ねました。
その結果、全てのポスターが何の挨拶もない違法なものであることが判りました!!
 
Tさんは今、駐車場運営会社から感謝されながら、不法ポスター剥がしに汗を流しています。
30枚も剥がすと、汗まみれになる重労働だそうです!
 
候補者が属する政党に電話を入れたところ、その対応が面白かったそうです。
どの政党も、地元支部は
「表現の自由だ」
「ポスターは私有財産だ。剥がせば、財産権の侵害だ」
と開き直りがほとんだったのに対し、
都連・都委員会レベルは「申し訳ない。すぐに、剥がさせます」「表現の自由云々の問題ではありません」と平謝りだったとのこと。
新たな課題が見えてきました。

2015年2月10日

後ろから飛んでくる石

選挙は戦いだ。

為書きを下さった小沢一郎先生も松原仁先生も、政治家は『常在戦場』の心構えでいろと常々、諭されております。

戦場では、敵、味方ははっきりしないと戦えません。
今、私たちはタックスペイヤーのリクエストに真摯に対応しない行政、これを支えている自・公体制と総力戦を展開しております。

推薦してくださった民主党は、当然、味方だと思っていました。
素人 寄せ集め部隊の応援をしてくれているものとばかり・・・。

ところが先日、私なんかより二世代若い前都議サンから「先輩として、注意する」として
党の他の候補者があなたの存在がストレスだと言っている
あなたの支持基盤が不明だ。明確にして欲しい
③区割り(どこでどう調べても、そのようなものはない)に従い、お隣の選挙区の支部長である落選中の元代議士の所に挨拶に行くように。

との“アドバイス”をいただきました。

選対の会議でその話をすると、「選挙は御まま事ではないんだ。後ろ から飛んでくる石は投げ返せ」の正論にかき消されました。
そして、また一つ過激な戦術が生み出されました。

これが選挙なのでしょうか。

2015年2月5日

議員の口利き、待機児童に思う事

病気、事故、災害、後遺症・・・一寸先は闇の社会にあって、セーフティーネットの重要性は高まるばかりです。

2月3日、世田谷区の保育園にて第一次分の発表がありました。
3000名弱の定員に6500名を超える応募が殺到しました。
想定どおり、希望者の半数以上が入れないという史上最悪の結果でした。

こうなることは、関係者の誰もが分っており、手を拱いていたわけではありません。
それぞれの立場で全力を尽くしてはおりました。

どうしてこうなるのか?

①地価が下がり、交通の便がよい都心回帰現象が起きている
②女 性の社会参加を進めるには、ゼロ歳児から保育ができる保育園の役割が評価されている
③『世田谷の保育』の評判が高く、孟母三遷を地で行く子育て過程での計画的転居が増えている

ーー が原因だと衆目は一致しております。

これに対処するために世田谷区は、保育園の増設に力を入れる一方、選考過程での公平性の確保に軸足を置いているようです。

3月、4月の2ヵ月の間に2園開園されるのだから、この増設ラッシュぶりには驚かされます。

福祉なのか、子育て支援なのか、女性の社会参加の一環なのか、なんなのかはっきり伝わって来ません。

肝心なことが決まっていないから、現場のスタッフは年末年始休暇も取れないほど忙しくしているにもかかわらず、斬新な政策づくりに至ってないことは、後追い行政という批判は免れないでしょう。

保護者もたいへんです。
生活の全てをポイント化し、丸裸にならなければならないからです。
区議に頼まなければ入れない、某宗教団体に入信すれば入園できるなど、根拠のない流言飛語に胸が痛みます。

福祉、子育て支援ならば、議員は堂々と係わる必要がありますが、女性の社会参加の一環ならば、議員は口を挟むべきでないと私は考えます。
半年間、この保育園問題に関わってきて、その感を深くしております。

一概に議員の口利きがいけないとバッサリと切り捨てることもできないと思うようになりました。
困っている人・縦割り行政の狭間で苦しんでいる人に手を差し伸べるのは議員の責務とも考えられるからです。