2015年1月6日

行政の分際

皆様、こんにちは。

三権分立については、小学生でも知っていると思います。
立法・司法・行政の三権がお互いにチェックし合うことで、
一つの権力の暴走を防ぐというシステムですね。

民主主義のお手本・米国では、犯罪捜査の責任者である保安官も選挙で選びます。
しかし、科挙の歴史が長い日本や中国では、今でも公務員試験で採用・序列が決まります。
選挙より試験の方が信頼があるというわけです。

ただ、これには前提があるのです。

行政官は、立法府が作った法律に基づいて職務を執行しなければなりません。
行政官が運営している現場では、円滑な現場運営のために、
行政官が裁量をしなければならないケースも想定されます。

しかし、金員の支出を伴う裁量権の行使は、速やかに事後承認される必要があります。
さらに、行政官の雇用主である住民に虚偽の説明・報告をしてはなりません。

しかし、この10年間の砧公園でおきたことを振り返ると、
行政官は平然と虚偽の説明を繰り返し、
行政官の素養も教育も受けていない現業あがりの嘱託職員に職務を押し付け、
逃げてしまいました。

権力機関の末端に組み入れるならば、現業職員にも試験が必要なのかもしれません。

決意の裏に秘めた思いを吐露させていただきました。

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